紅花の種取り

 今年畑に植えた紅花の種取りを4年生がしました。はじめ手で取ろうとしましたが、「痛い!」と声を上げる子どもたち。紅花のとげは非常に固く痛いのです。「どうする?」と聞くと、「栗の実を取るみたいに足で踏もうか。」と考えた子どもたち。しかし、その後がさらに問題です。種とそれ以外の分別が、想像しただけで大変なことがわかります。そこで、谷地西部小学校で毎年使っている「唐箕(とうみ)」を借りてくることにしました。初めての用具に、「すごいね。昔の人は考えるね。」「昔の道具が今でも使えるんだね。」と感心しながら使いました。かなりの種が取れました。来年また紅花を咲かせたいと思います。

ブルーシートに枯れた花をはさみ、足で踏んでいる。踏んでいるうち、楽しい行進になった。

唐箕で分別。ハンドルを回すと、からが吹き飛び、種が横から落ちる。