学校からのお知らせ
ちょっとした事件
カナチョロが行方不明になりました。2年生が秋探しで見つけたカナチョロがいなくなったのです。そこからの子どもの行動がすばらしかったので紹介します。
行方不明になって2日目、校長室に4人の2年生が相談にやってきました。自分たちだけでは見つけられない、どうしようということでした。困ったときはみんなに助けを求めていいんじゃないかというと、「給食の時に放送委員会の人に時間をもらおう」「何と言うと伝わるかな」と、原稿を書き始めました。そして、給食の時間、みんなによびかけをしたのです。必死のよびかけがよかったのか、その後すぐに見つかりました。
また、そこからがすてきな時間でした。「きっとおなかがすかせている」と多くの子どもたちが、えさにするクモを探しにグラウンドに出ていきました。生き物に詳しい5年生の子を呼んできて、カナチョロについて質問をし、おうちをつくる子どもたちもいました。カナチョロのために一生懸命の姿がすばらしかった。すてきな里の子です。ちなみにカナチョロの名前は「ぺカちゃん」です。